夏休みに入り自由研究を何にしようか迷っていませんか?
できれば費用もあまりかからず短時間で終わらせたいな~というお子さん向けに、夏にぴったりの自由研究を紹介します。
それは・・・・「セミの羽化観察」です☆
今回は去年息子と一緒に観察した「セミの羽化観察」体験談をまとめてみました。
準備するもの☆
息子がセミの羽化を観察したいと言ったときは驚きました!
虫が苦手なんです・・・うちの息子。
きっかけは近くの公民館で募集していた「セミの羽化観察会」でした。壁に貼ってある羽化の写真に興味を持ったようで・・・。
夏になると木や葉にセミの幼虫の抜け殻がくっついていますよね。
実は私もセミや抜け殻が苦手だったので、虫嫌い二人がドキドキしながら参加した観察会でした。
もちろん観察会に参加しなくても、自分で捕まえてきて羽化を観察できますよ☆
セミの羽化を観察するには幼虫を捕まえてくる必要があります。
捕まえるのと観察にに必要なものはこちら↓
- 虫かご
- 懐中電灯
- メモ帳
- 筆記用具
- デジカメ(スマホ)
虫とり網を持ってきている子がいましたが、幼虫は手で捕まえる!?ので網は必要ありません☆
セミの幼虫を探しにいこう☆
幼虫は夜の羽化に向けて夕方に土の中から出てくるので、夕方4時ぐらいから日が落ちる時間に探します。
蚊もたくさんいるので虫よけスプレーをしていくと安心です。
観察会で「セミおじさん☆」の説明を聞いてから、みんなで夜7時ごろ公園へ行きました。
公園へ行くまでの街路樹や、公園の桜の木や葉に幼虫がいました!
土の穴からでて歩いている幼虫もいました!羽化するために高い場所へのぼる必要があるのです。
中には羽化を始めている幼虫もいました。
子どもたちは大喜びで、大人たちも子どもに返った感じで楽しんでました☆
持って行った虫かごに、登る場所をつくるため枝と葉を入れて、手で捕まえた幼虫を入れます。
息子は2匹ゲットしてました!
怖くて手で捕まえることができず、そばにいた女の子に捕まえてもらったのですが↓↓
8時に帰るころには1匹が羽化を始めていたので、急いで家に帰りました。
羽化を見守ろう☆
安心して羽化できるように部屋を暗くして見守ります。
幼虫をカーテンにのぼらせて観察することもできます☆
枝にのぼった幼虫の背中が割れて成虫がでてきました!
何度も休憩しながら殻からでたら、殻につかまって体を起こし羽根を広げます。
ここで羽を綺麗に広げられないと飛ぶことができなくなります・・・。
数年間土の中にいて、ほんのわずかな地上での生活のために命がけで羽化するのです。
子どもたちと一緒に「頑張ってるね」「落ちないでね」とドキドキしながら応援?しました。
無事2匹とも羽化することができて、羽化にかかった時間は1時間半ほどでした。
羽化したばかりのセミは体が緑がかった白でとても綺麗でした。
翌日の朝、家の前の公園で外にだしてあげると2匹とも元気に飛んでいきました☆
羽化が始まるとついつい見入ってしまいますが、写真とメモを取るのをお忘れなく!
羽化したセミは翌日にでも外にだして逃がしてあげましょう。
生命の神秘を感じよう!
神秘的な羽化を見てから、息子はセミだけは怖がらなくなりました。
私もセミの抜け殻に苦手意識がなくなりました。
今では羽化に失敗したセミを見つけると悲しい気分になります・・・。
羽化の観察は数時間で終わるし費用もほとんどかからないので、とても楽です。
息子は観察した後に、写真やメモを見ながら観察の様子をスケッチブックにまとめていました。
セミの種類なども調べてまとめるといいですね。
身近で生命の神秘を感じられるので、初めての自由研究におススメです☆
自由研究どうしようかな~?と迷っている方の参考になれば、うれしく思います。
短時間で自由研究を終わらせたい方はとりあえずやってみよう!
その他の自由研究はこちら↓