お家にいるママさんやフリーランスの方、健康診断やがん検診を受けていますか?
家にいると健康診断に行く機会がないんですよね。自分で機会をつくって行った方がいいんだけれど、忙しくて後回しになってしまったり。

カズペもそうです!パートナーは毎年職場で健康診断を受けていますが、私は妊娠した時に必要な検査を受けたぐらいかな・・・
かなりめんどくさがりのカズペですが、10年前(当時30代前半)に「市のがん検診を受けてみるか」と初めてがん検診を受けました。
そしてその時に受けた乳がん検診で要精密検査になってしまったのです!!
今回はその時の体験談を書いていきます。
以下にあてはまる方、これから乳がん検診を受けてみようかなという方は読んでみてください↓
- 乳がん検査で要精密検査といわれた。
- 穿刺吸引細胞診をこれからする人。
- 要精密検査の人がガンである確率を知りたい。
市の乳がん検査で要精密検査になる!
乳がんと子宮がんは若い年齢でもかかるというというのは知っていたので、10年前に市の乳がん検診を初めて受けてみました。
バスの中で受ける集団検診で、当時はまだ30代前半だったので超音波の検査を受けました。
乳がんの検診方法は「超音波(エコー)」と「マンモグラフィ(X線)」があるのですが、40才までの若い人は乳腺が発達していてX線にうつりにくいので、超音波検査だけになるとのことでした。
そして、その時に検査をしてくれた女の人からものすごくショックなことを言われてしまいました。
「右胸に小さい腫瘍があるので、もっと検査する必要があります。」
その後、帰りはどうやって家に帰ったか覚えてないぐらい落ち込んでしまいました。
それから精密検査の日までウツウツの状態でした。

触っても「しこり」は感じないし、自覚症状もないのに。まだ子どもも小さいのにガンだったらどうしよう・・・死ぬのかな私って。
精密検査で穿刺吸引細胞診をする
後日、紹介された乳腺科で精密検査をうけました。
あらためて超音波の検査をして、マンモグラフィでも検査をしました。
結果は・・・やはり小さい腫瘍があるので、後日「穿刺吸引細胞診」という検査をすることになりました。
穿刺吸引細胞診とは、エコーを見ながら注射器のような器具で「しこり」に針を刺して細胞をとって検査することです。
外来ですることができて、入院の必要もありません。
麻酔なしで針を刺しましたが痛みはそれほどなく、その後も痛みが続くということはありませんでした。

個人差があるようですが、カズペは胸を押さえつけられるマンモグラフィのほうが痛かった・・・
そして約2週間後に結果をききに行きました。
結果は良性の腫瘍で、「乳腺症」とのことでガンではありませんでした。その後は1年に1回、経過観察に行くことになりました。
精密検査の費用は保険が効いたので、高額にはなりませんでした。

結果がでるのが長いのよね・・・生きた心地がしなかったよ。
要精密検査の人が乳がんである確率は?
以下は日本医師会のホームページから↓
平成26年度に乳がん検診を受けた方は2,182,748人でした。
受診者のうち、8.38%(182,909人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の4.05%(7,416人)の方から乳がんが発見されました。
つまり
10,000人が乳がん検診を受けたら、838人が要精密検査となり、34人ががんであるということです。
838人が要精密検査のうち804人はがんではなかったということですね。

要精密検査の方で、実際に乳がん(悪性の腫瘍)と診断される可能性は低いのね!
なので、集団検診で要精密検査といわれてもあまり悲観的にならずに、検査をきちんと受けて結果を待ちましょう。
まとめ
カズペはその後、10年間経過観察に通いました。
途中、下の子どもの出産と授乳を経験しましたが、腫瘍の大きさは変わらず問題なしだったので昨年で経過観察をやめにしました。

医者が・・・というより自主的にやめました。毎年受けなくてもいいかなと思ったので。
他のがん検診は数年おきに受けているので、今後は違う形で検診を受けようかなと思ってます。
(30代では乳がん・子宮がんだけだったけど、40歳をこえると自治体からいろいろながん検診のお知らせがくる!)
あとは食生活にも気をつけるようになりました。
食生活に左右されるがんなので、バランス良い食事(これはどの病気も同じ)の他に、洋食・洋スイーツを食べすぎないように気をつけています。

食生活に気をつけているのに乳がん(疑い)になったけど、なんで?という方は読んでみてね。
要精密検査と言われたり、穿刺吸引細胞診を受けるかたのお役にたてば、うれしく思います。
とりあえず検診に行ってみよう!