オリンピックを観て、子どもが「フィギュアスケートをやってみたい!」と言った。
フィギュアスケートの習い事ってどんな感じなのかな。
どうやってコーチを探すのかな。
こんなふうに疑問に思っていませんか?

実際にオリンピックの後はスケートを習い始めるお子さんが多いみたいだよ!
今回はフィギュアスケートを習わせたいけど、どんな感じなんだろう?という方のために、以下の我が家の実体験をまとめてみました↓
- リンクで開催されているスケート教室について。
- フィギュアスケート選手になるには?
- 選手になるまでの体験談。
それでは詳しく解説していきます。
スケート教室で滑れるようになるまで☆
このブログのネタのために・・ではなくて、アイスショーで羽生結弦さんやいろいろな選手の華麗な滑りを見てから「スケートを滑ってみたいね」ということで、家族でスケートリンクに遊びに行きました。
アイスショーについてはこちらの記事で書いています↓
アイスショーPIWのふれあいタイムって?羽生結弦選手と2秒間みつめあった話☆
全員初めてで当然滑れるはずもなく、産まれたての小鹿?状態だったので、娘だけリンクで開催している教室に通うことになりました。
週1で通い初め、教室では基本的な滑り方・方向転換のやり方・簡単なスピンも教えてくれました。
始めはヘルメットをかぶっていた娘ですがすぐに滑れるようになりました!
どの子も上手に滑れるようになり、子どもの吸収力ってすごいなあと思いました。

カズペはいまだに満足に滑れないよ・・・
この時点ではスポーツをやっているという感じは全くなく、楽しい習い事という感じでした☆
プログラムを滑ってみたい!
リンクに行くと、一般滑走の真ん中の仕切られたスペースで練習している子たちがいます。
この子たちはスケートクラブに入っている選手たちで、スピンをくるくる回っていたりジャンプを跳んでいたりします。
教室に参加しているだけでは、綺麗な衣装を着て曲にあわせて滑ることができない・・・
一緒に遊んでいたお友達もやってみるということで、「とりあえずやってみようか!」と軽い気持ちで始めることになったのです。
フィギュアスケートはお金がかかるというのは知っていたのですが、私がフィギュアスケートファンで好奇心が勝ってしまったという感じです・・・。

とりあえずやりたがるクセがここでも出ちゃったよ~
めざせ!マイ・プログラム
教えていただけるコーチが決まり、クラブで本格的なレッスンが始まりました。
いろいろなターンやジャンプやスピン・・・
「小さい時から観ていたフィギュアスケートの選手はこんな練習をしているのね」とみているだけでワクワクです。
・・・がここでフィギュアスケートというのは超ハードなスポーツだ!ということに、やっと気が付くのです。
週3の一般滑走の練習、週1の朝練、陸上トレーニング、私が全く興味がないスポーツの世界。
しかも家からリンクまで約1時間かかります。
家計に負担はかけたくなかったので、貸切練習に参加するための費用を稼ぐために苦手とする職種のパート(この時は気が付いていなかった!)をすることになり私の消耗度がすごいことに。
すぐにやめなかったのは、フィギュアスケート愛と楽しく滑っている娘のためで、苦しいのに楽しいという、わけのわからない状態になっていました。

親子でめっちゃハードです!
マイ・プログラムをゲットするには、スケート連盟が行っているバッジテスト(合格するとバッジがもらえる)初級に合格しなければいけなかったので、それに向かって練習を続けていきました。
競技会にでたよ!
初級に向けてのレッスンを半年ほどしたあと無事初級に合格し、念願のプログラムづくりが始まりました。
振り付けはコーチにしてもらうのですが、レッスン費節約のために曲の編集はカズペがやりました。
初級なのでショートプログラムのみです。
有名なクラシック曲を選んだのですが、音源をPCに取り込んで長い曲を1分程に縮めます。
羽生選手も曲の編集をしているのをテレビで見たことがありますが、曲を切って不自然にならないように繋ぐのです。
スピン用に最後の盛り上がるところはここにしよう!とか、ここでコンビネーションジャンプね!とか・・この作業が一番おもしろかったです。
こんなことをやっている低コスト家庭の母は、カズペだけでした。はい。

今でも音楽を聴くと頭の中で、曲の編集をしてしまうよw
衣装も手作りといきたいところですが、不器用で作ったほうが費用がかかりそうなのでやめました。
素敵な衣装をつくっているお母様、いらっしゃいましたよ☆
そして、初めての競技会(試合)!
構成は、アクセルを除くシングルのコンビネーションジャンプ+単独ジャンプ+スピンでした。
何度か試合で演技したあと、これ以上金銭的にも体力的にも消耗するべきではないと判断し、選手として練習を初めて2年程でやめてしまいましたが、親子ともに貴重な体験?をしました。
今でも娘は遊びにいったスケートリンクで、綺麗な滑りを見せてくれます。
氷の上をスイスイと動くことができて、うらやましい限りです!
だまってやらせてくれたパートナーと、練習に一緒についてきてくれた幼かった息子に感謝です。

おかげで、娘との楽しい時間を持つことができたよ☆
スケート観戦でフィギュアスケートを観る目が変わりました
この体験のあと、フィギュアスケートを観る目が少し変わりました。
選手に対してはどの選手も日々修行のように練習を重ねているので、練習してきたことが成功しますように・一番良いパフォーマンスをみせて欲しい!と、より強く思うようになりました。
そして選手のご両親、特に多く関わっているだろうお母様の凄さがわかりました。
どのスポーツのママもそれぞれご苦労があると思いますが、選手の健康管理をして、時には衣装を作り、曲の編集をし、ヘアメイクをし、コーチのように練習をみる・・・
フィギュアスケート選手のママはスーパーお母さんです。本当に尊敬します。
子どもをフィギュアスケート選手にするには☆
我が家の住んでいる地域はそんなにフィギュアスケートが盛んではないので、クラブに入るのに順番待ちというのはありませんでした。
住んでいる地域によってはクラブに入るのも待たないといけないかもしれません。
コーチはどうやってさがすのか?
住んでいる地域のスケート連盟に直接電話をしてコーチを紹介してもらった子もいますが、たいていはリンクに行き教室に入るところから始まります。
羽生さんも始めたきっかけはお姉さんが通い始めたスケート教室だったようです。
娘の場合はリンクで教えているコーチに直接教えてもらえないか交渉して、そのコーチが所属するクラブに入りました。
いろいろなコーチが教えていて、テレビでみるような元選手のコーチも見かけました。
競技人口が少なく、特に男の子は試合にでているのが数人という場合もあり、表彰もしてもらいやすいです☆
最近は日本男子の活躍で男の子も増えてきました!

バッジテスト初級に合格してスケート連盟に選手登録をしたら、もう立派な選手だよ。
気になる費用は?
スケート教室だと4千円ほどでしたので、普通の習い事と同じくらいです。
・・・が選手になると、レッスン費・リンク貸切代・スケート靴代・衣装代・プログラムをつくる費用・競技会に出場するのにも費用がかかります。
数万円から上は底なしです!
上手になればなるほど費用がかかってきます。
海外派遣もされるトップ選手になると、高額の費用がかかります。
特別強化選手に選ばれるとスケート協会からお金が支給されるのですが、活動資金をつくるのはなかなか苦労するようです。
スポンサーに援助してもらえるのは一部のトップ選手に限られますしね・・・
白岩優奈選手はクラウドファンディングでファンに資金を援助してもらっていますね↓
白岩優奈ちゃんのクラウドファンディングのやつ届いてた😃
全日本頑張って💪💪 pic.twitter.com/Q8VQn9f6x1— ゴン太☻求*世界フィギュア3/21チケット (@TBA201830) 2018年12月15日

優奈ちゃんがんばれ~
まとめ
トップ選手になるにはお金も練習もハードな世界ですが、スケート教室などの習い事で・・・というなら楽しくできて、体力もつきます。
必ずしもトップをめざさなくても、クラブで練習して競技会で発表するというスタンスでもいいと思います。

トップをめざさなくても、選手になったらレッスン費1か月3万円ぐらいはかかるけどね・・・
うちの場合はやめてしまいましたが、皆さんのお子さんにはすごい才能が秘められているかもしれません☆

カズペ的にはコーチから有名選手の裏話をきけたのが楽しかったので、スケオタのママには楽しい子どもの習い事だよw(フィギュアスケートは競技人口が少ないのでコーチ同士のつながりも濃いみたい。)
フィギュアスケートを習ってみたいお子さんの参考になれば、うれしく思います。
お子さんにフィギュアスケートを習わせたいと考えている方は、とりあえずリンクに行ってみよう!
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